ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2010年09月

来週の水曜日に損害保険募集人の試験を受けます。
週に一度の休みの日なのに…。

これに受かれば、保険代理店業務が出来るのですが、試験なんて何年ぶりでしょう。
自動車整備士の試験以来か。
イメージ 1

勉強していても畑が違うせいか、なかなか難しい。
担当さんからは、『原付の試験みたいなもんです』とは言われたものの、細かいところが入っていきませんね~。
用語もいっぱいあります。

うかりゃ~いいってわけではないのに、やっているとなぜか楽に受かろうか模索してしまいます。
大人って…。笑

受からないと店主降格です。

HPのショップ紹介で代表の名前が変わっていたら試験に落ちたと思って慰めて下さい。笑

この前行ってきた横浜R&Dのエントランスの展示スペースに水素ロータリーのRX-8が置いてありました。
イメージ 1
それも後期仕様の左ハンドル。
ということは、ノルウェーモデルですね。

前期の右ハンドル仕様しか見たことなかったので、これはこれはとマジマジ見てみました。
というか左ハンドルが初めてです。
海外でも右ハンドルな国にしか行ってないからね。

よく見てみると意外にもEU仕様とも違いがあるもんですね。

その1つがオイルクーラーが一個。それも右のみ。
一個仕様の時は左のみと思っていたら、これは右のみ。
しかも日本モデル以外は2個仕様だと思っていたら!
イメージ 2

それにコンデンサーの下にはゴミ避けの網が付いてました。
これは普通に日本でも標準にしてもいいんじゃないのかな?

また、バンパーのちょうど裏にはDENSOと書かれたモーターらしきものが…。
こりゃなんだべ。
水素ロータリー専用か?それともEUモデルなら付いてるのか?
イメージ 3


RX-8もまだまだ奥が深い!
勉強せねば。
よっしゃ!左ハンドル見にどっか行くか!

ウチの6型FDの定期点検をしました。
イメージ 3

このFDは新車の時から1000キロ毎に点検&コンプレッション測定をしてきました。
この度39,000キロを超えたので、それに加えてプラグも交換。

このFDで定期的にコンプレッションを測って距離によってどう変化するか、気温・時期にによってどう変化するかのデータを採ってます。
新車の時からしかできませんからね~。
もう8年やってます。
しかし、距離が伸びない(伸ばしてない?)から、年に数回ですが~。

そんな中でも新車から乗って分かることはたくさんありましたね。
エンジン掛けた時の回転変化やアイドルの具合などなど、意外にパワーをかけてない状態での本来の動き・制御が分かります。
街乗りじゃそういうところが一番重要だったりします。
そういうことを知りたくて、新車を買ったようなもんです。勉強になりました。
なのでお客さんのFDを乗ると、新車状態が分かってる分、異常があるないがすぐ分かったりします。

そして、新車と変わらずのコンディションが保てるようビシッと定期的に消耗品も交換です。
そのおかげでコンプレッションはほぼ新車と変わらず、パワーも測っても新車時と比べても落ちてません。


さて、そんなFDですが点検時にタービン側からパッと見てみると…、

おや?チャージリリーフバルブの付近がちょっとブローバイで汚れてんな。
珍し。

気持ちが悪いのと継続的にブローバイが吹くかの確認のため、外してバラしてきれいに洗浄。

ホースも大丈夫。あれあれ?なんだべ?

そして、チャージリリーフの下にあるチャージコントロールのアクチュエータもブローバイで汚れているのできれいにしてやろうと思い凝視したら…、

おっ!!!
アクチュエータの下流側のニップルが折れてる!!!
というか抜けてる!!!
イメージ 1

13年やっててはじめてみた!!

このニップルロウ付けでくっついていますが、それがスポッと抜けてます。
イメージ 2

ブローバイの理由はこれか!

ちなみにここは、チャージリリーフも含め一回も手を入れてないところ。

まだまだFDは奥が深い!笑

さて、今度直そ。
その前にその状態で一発走ってみるかな。

26日にマツダの横浜R&Dで行われたスポーツカーフォーラム2010に参加してきました。

マツダ787Bがルマンを制した際のチーム監督でFD3Sの主査である小早川隆治さん、
歴代のRX-7の開発に携わり、FD・ロードスターの開発主査である貴島孝雄さん、
初代ロードスター及びAZ―1の開発主査である平井敏彦さん
マツダのスポーツカーを作り上げてきたお三方が語る、マツダスポーツカー好きにはたまらないフォーラムです。

いつもはロータリーのフォーラムやイベントに参加するばかりでしたが、マツダスポーツカーのフォーラムは初参加。
会場にはロータリー車は少なく、ほとんどロードスターばかり…。あらら。

FDやロータリースポーツに心を奪われている身としては、やはり小早川さんと貴島さんにお会いできる・お話しを聞けるという機会はたまらないものです。

スポーツカーの定義!とか 
これからスポーツカーとはどうあるべきか?とか
なかなかこれだと断定するには非常に難しい内容でしたが、それだけでなく今後みんなでこうしたらいいんではないかなど全体的に建設的なフォーラムとなりました。

お話しにはRX-7やロードスターの開発時のことも織り交ぜられており、クルマ作りの信念、お三方なりのスポーツカーとして必要なものなどとともにとても興味深いものでした。
貴島さんからはぶっちゃけ話も出たり~。
イメージ 1

みなさんそれぞれにこういった方々だから、根強いファンを持つクルマができたんだなあとつくづく思いました。
イメージ 2

ここで初めて知ったのですが、貴島さんは今月いっぱいでマツダを退社され、10月より山口の大学で教授になられるそうです。

今まで長い間お疲れさまでした。

これからはいいエンジニアを育てることに精力を傾けるとおっしゃってました。
頑張ってください!!!

リアルテックも貴島さんや小早川さんの作ったRX-7を一台でも多く後年に残して、長くみんなが楽しめるように微力ながら頑張って行きます!

明日・明後日は今月最後の週末ですね。
リアルテック・9月のリアルキャンペーンも残りわずか!

オーバードライブの『蹴脚』をお考えのあなた!
コストパフォーマンスの高い『リアライズ』を体感したいあなた!

お急ぎください!

今月中にお問い合わせいただいた方は、作業が来月でもキャンペーン価格適用になりますので、ぜひお問い合わせください!
メールなら24時間受付中!!!

http:// real-te ch.jp/2 010sep. html

と言っておきながら…、
誠に勝手ながら26日日曜日は臨時休業とさせていただきます。

↑このページのトップヘ