昔々から、RE乗りたちに言い伝えられていること。
『ロータリーエンジンのプラグ交換は自分でやるべし。』
現役や元RE乗りの人から言われたことある人、多いんじゃないでしょうか。
しかし、ユーザー自身でスパークプラグを交換している車両を点検やら圧縮圧力測定を行う際にスパークプラグを外すときによくあること。
全然締めつけがゆるい。(締まってない)
もしくは、
固く締めすぎててまったく緩まない。
ってこと。
その画像で並べてみました。

赤丸がガスケットです。
左から新品、
締め付け不足(ガスケット全くつぶれてない)、
リアルテックのおすすめ、
メーカー規定トルク
締めすぎのプラグがなかったんですが、その場合は画像右の規定トルクよりさらに半分くらいの薄さまでガスケットがペッタペタに潰れきっている場合があります。
メーカーHPには規定トルクのほか、プラグは手で回して止まったところから何回転回して締めてねって書いてありますが、
回転締めの場合、新品エンジンならいいですが何万キロも距離の進んだエンジンでは、プラグホールのネジ山もきれいではなかったりで、プラグを手でするする回してガスケットが当たるところまでいかなかったりします。
締めすぎは、外すときにプラグレンチががちゃんとしたものでないと、プラグが折れることもあります。
交換時なら古いプラグをぶっ壊してもいいんですが、そのセラミックのかけらが何らかの拍子にプラグホールの中、すなわちエンジンの中に入ったら一大事。
締め付け不足でよくあるのはプラグホールの周りからオイルがダラ~と垂れていること。
若干ガス抜けもしちゃっているかもしれませんね。
この場合、ネジ山が汚れて次にプラグをネジ入れると固くて手で入れきれなかったりします。
本来はトルクレンチできちんと締め付けるのがいいのでしょうが、あのREの狭いスペースでトルクレンチを入れて締めるのも大変です。
手締めでちょうどいいのは、感覚で言うと新品ガスケットが座に当たってからヌルヌルとガスケットがつぶれていく感触が止まった(終わったところ)からほんのちょっと締めたところがちょうどよく、規定トルクよりも若干弱めが経験上REでは良い感じ。
REはエンジン振動が少ないので、レシプロよりも弱めでも緩みづらいし、緩みからくるプラグ端子折れも起きづらいので、脱着の多めなREではこのくらいがおすすめです。
ヌルっとガスケットのつぶれる感触は口や文章では表現しづらいですし、工具の大きさでも感覚が変わります。
かと言って、あの狭いエンジンルームで締め付けられるような小さいサイズのトルクレンチを用意するのもDIYな人は大変でしょう。
ここら辺は経験値なので何回も意識してこなすことしかないですが、心配なら自分で行わず、プロに任せましょう。
プラグコードの挿し込みがちゃんとできてないケースも非常によくあります。
点火はREの命です。
そのあたりをよく理解した上で判断してくださいね。
『ロータリーエンジンのプラグ交換は自分でやるべし。』
現役や元RE乗りの人から言われたことある人、多いんじゃないでしょうか。
しかし、ユーザー自身でスパークプラグを交換している車両を点検やら圧縮圧力測定を行う際にスパークプラグを外すときによくあること。
全然締めつけがゆるい。(締まってない)
もしくは、
固く締めすぎててまったく緩まない。
ってこと。
その画像で並べてみました。

赤丸がガスケットです。
左から新品、
締め付け不足(ガスケット全くつぶれてない)、
リアルテックのおすすめ、
メーカー規定トルク
締めすぎのプラグがなかったんですが、その場合は画像右の規定トルクよりさらに半分くらいの薄さまでガスケットがペッタペタに潰れきっている場合があります。
メーカーHPには規定トルクのほか、プラグは手で回して止まったところから何回転回して締めてねって書いてありますが、
回転締めの場合、新品エンジンならいいですが何万キロも距離の進んだエンジンでは、プラグホールのネジ山もきれいではなかったりで、プラグを手でするする回してガスケットが当たるところまでいかなかったりします。
締めすぎは、外すときにプラグレンチががちゃんとしたものでないと、プラグが折れることもあります。
交換時なら古いプラグをぶっ壊してもいいんですが、そのセラミックのかけらが何らかの拍子にプラグホールの中、すなわちエンジンの中に入ったら一大事。
締め付け不足でよくあるのはプラグホールの周りからオイルがダラ~と垂れていること。
若干ガス抜けもしちゃっているかもしれませんね。
この場合、ネジ山が汚れて次にプラグをネジ入れると固くて手で入れきれなかったりします。
本来はトルクレンチできちんと締め付けるのがいいのでしょうが、あのREの狭いスペースでトルクレンチを入れて締めるのも大変です。
手締めでちょうどいいのは、感覚で言うと新品ガスケットが座に当たってからヌルヌルとガスケットがつぶれていく感触が止まった(終わったところ)からほんのちょっと締めたところがちょうどよく、規定トルクよりも若干弱めが経験上REでは良い感じ。
REはエンジン振動が少ないので、レシプロよりも弱めでも緩みづらいし、緩みからくるプラグ端子折れも起きづらいので、脱着の多めなREではこのくらいがおすすめです。
ヌルっとガスケットのつぶれる感触は口や文章では表現しづらいですし、工具の大きさでも感覚が変わります。
かと言って、あの狭いエンジンルームで締め付けられるような小さいサイズのトルクレンチを用意するのもDIYな人は大変でしょう。
ここら辺は経験値なので何回も意識してこなすことしかないですが、心配なら自分で行わず、プロに任せましょう。
プラグコードの挿し込みがちゃんとできてないケースも非常によくあります。
点火はREの命です。
そのあたりをよく理解した上で判断してくださいね。