気温も下がってきて、サーキット冬眠(夏眠?)から目覚めてサーキットを走り始める方も増えてきております。

と同時に、サーキットを一生懸命走るとまあまあ壊れやすいハブベアリングも、この季節から徐々に増えます。

近年のタイヤのグリップ力を考えれば、ハブベアリングが消耗品なのは仕方ありません。
また、セッティングでハイキャンバー・ハイキャスターにしていれば、その分痛みやすいです。

今日も、RX-8後期のフロントハブがサーキット走行後にゴリゴリし始めたとのことで、クイック交換。
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リアルテックでは、前期・後期それぞれ1台分のフロント・リアハブベアリングを常時在庫しておりますので、フロントならオイル交換並みの時間で作業完了です。

ちなみに、フロントハブは、壊れる時はガタが出始めてから壊れるというよりは、
いきなりドカンと壊れることが多く、予見ができないんですよね。
その時は突然やってきます!苦笑

片側4万円位するので、定期的に交換もちょっとコストが高いかなと思います。
ハブベアリングへの負荷も、タイヤやアライメントだけでなく、ドライバーの乗り方やクルマの仕様でも変わるのでこのくらいのサイクルで交換しましょうねとも言いづらいです。

なので、サーキットでタイヤ交換する人も多いと思いますので、ジャッキアップ状態でタイヤを手でドンドンとたたいたり、空回ししてその回転の重さの具合を普段から覚えておいて、いつもと音が違ったり、回りが重かったりしたら、交換しちゃうのもよいかもしれませんね。
(特に遠征前)

リアハブに関しても上記のように叩いてゴトゴトしないか見る以外に、
センターナットが緩みやすいので(特に左)、ナットの回り止めのカシメがずれてないか定期的にみておくと、ハブのトドメが刺さる前に対処できると思います。

まあ、交換してなくて不安だということであれば、いっそのこと4輪全交換しちゃえば、回転がなめらかになって加速や最高速が上がるかもしれませんよ。