今月は鼻血が出そうなくらい忙しくて、ツイッターはちょくちょく書いてましたが、なかなかブログまでたどり着いていませんでした。
今日は台風接近ということもあり、安全のためご来店作業はすべて日程変更してお預かり車の仕上げ作業に集中出来たので、ちょっと時間ができました。
以下、ちょっと前に途中まで書いた記事を仕上げてアップします笑
先月は夏休みもあり、オイル通販の数量が少なかった感じでしたが、9月になりオイル通販のご注文をたくさん頂いております。
なかなか発送準備にも時間が掛かってしまいますが、早くお届けできるように頑張って発送作業しております。
最近ですと、RX-7だけでなく、RX-8でも年間走行距離が1000kmにも満たない方が結構いらっしゃいます。
そんな方こそRT-01などRTオイルをお使いいただきたいです。
ここでちょっとウンチクです。
ロータリーエンジンの中で一番磨耗量が多いパーツは、アペックスシールです。
これは、みなさん想像通りですかね?
じゃあ、そのアペックスシールが一番磨耗する状況って、知ってますか?
実は、冷間始動時なんだそうです。
要は、ドライスタートが厳しい。
RX-7・FD3S 5型以降はメタポンノズル(ハウジング側)のバンジョー内にワンウェイバルブを入れて、エンジン停止時にノズルからチューブ側へのオイル戻りを防ぎ、ノズル付近にオイルを貯めやすくするなど、エンジン始動時にハウジング内にすぐオイルが供給できるよう対策を行なってます。
また、RX-8前期のメータリングオイルの供給量をモニタリングしていると、冷間始動後1分間は、最大供給量の半分・温間アイドリング中のオイル供給量の10倍をハウジング内に供給しています。
なので、そこにはエンジンオイルの性能がモノを言います!
油膜が非常に薄く・強く・流れ落ちづらいRTオイル、特にRT-01は、長期保管時のドライスタート抑制や各ガスシールの固着防止に非常に高い効果を発揮します。
現に先日入庫された2年前からリアルテックでもろもろメンテをやらせてもらって、オイルはRT-01お使いいただいているRX-7・FD3Sもこの2年間で1500km走行と余り距離を乗られてませんが、エンジン圧縮圧力を測定すると、
全体的に40~50kpaアップしてました。
ウチの出動機会のないクルマたちもRTオイルでエンジン固着知らず。
それどころか、圧縮圧力を測っても、ずっと数値を保ってます。
RTオイルなら、安心して保管できますよ。
あと、これから寒くなってくるとプラグがかぶり易くなってきますが、そんな時もRTオイルが性能を発揮します。
RTオイルを入れとくと、エンジンをチョイ掛けを連続でしまくっても(※良い子はけっして真似してはいけませんが)、プラグがかぶってエンジンが掛からなくなるってことありません。
年間3000kmも乗らないって場合は1年に1回の交換でOKなので、大切なクルマだからこそRTオイルをお選びください。