ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

おかげさまで8月末までのオープニングキャンペーンも好評のうちに終えることができました。

さて!
立て続けに9月より新たなキャンペーンスタート!!!

9月のREALキャンペーンの詳細は…
http:// real-te ch.jp/2 010sep. html
よりチェック!

今回は地域限定メニューなんかやっちゃいます!

皆様のご来店お待ちしておりま~す!!!

今日は予定の作業がなぜだか早く片付いてしまったため(笑。ちゃんと書きましたよ!)、前からやっているスロットル制御マップのセッティングの続きを。

スロットル制御とは何ぞやというと、

昔はアクセルワイヤーをスロットルボディにつないでアクセルとスロットルバルブをリンクさせて開閉していましたが、最近主流の電子スロットルではアクセル開度をセンサーで拾って、その開度や走行状態でスロットルバルブをモーターで開閉しています。
その角度はコンピュータの指令でコントロールされており、コンピュータデータにはスロットルの制御ベースマップが存在します。
もちろんRX-8も電子スロットルですね。(知ってるか…)
(脱線:ということはアクセルを踏んでも、コンピュータが開けない!といえば、スロットルバルブは開きません。エイトのフェールセーフはそれを利用して、異常時エンジンに負荷を掛けないようにしています)



ぶっちゃけ、そのスロットル制御マップをどう仕上げるか悩んでいます。

ここのセッティングって、A/Fや点火タイミングのように、こういう風に合わせれば良いといったモノではなく、アクセル開度と実際の加速をどうリンクさせて体感的に乗りやすく・運転しやすくするかのフィーリング・セッティングなので、マジ難しいのです。

なんせ、どういうフィーリングを好むかは一人一人違ってきます。
あの人はこういう風なのがよくても、この人はダメだったり。
これ!ってのがないので時間がかかります。(かけてます。かな)

ちなみに勘違いされやすいのですが、これをどういじろうとパワーアップは全くしません!
スロットルバルブは全開以上開きませんからね。
スロットルの通過出来る空気量はかわりません。
アクセルを踏んだ時にその開度に応じて、どうスロットルバルブ開度を合わせこむかということだけです。(これでわかるかな?説明むずい…)


で、この前データを解析したときにノーマルデータがどういう意図でこういう風に設定しているのか考察しました。
メーカーらしく巧いこと作ってあります。
つくづく感動。

そんなデータですが、ユーザーさん毎にお好みフィーリングに合わせられるようにセッティングします。

今日は、この前作ったデータを一回リセットして、再度新たにデータを作り直しました。

たまに一回リセットというのは大切です。新たに作ることで前のデータで見えてこなかったことが見えてきたりします。

あれこれ仮説を元に何個かデータを作り検証。
この前バッチリ解析・解読したのでね。
いかようにも出来たりします。

何回かデータ作って~クルマにインストールして~走って~を繰り返し、これいいかな~というデータが出来ました。


本日の最後にウチの敏腕マネージャーにブラインドテスト。
ノーマルデータや前に作ったデータを含めた4つのデータをどれをどういう風にしたかを全く教えず、同じコースを普通に運転してテストしました。

結果は意外にもあんなことに!
アレが一番いけてると思ったのにな~。
ブラインドテストは面白いもんですね。

結論。
特徴を持たせたデータを数パターン作りました。
ユーザーさん毎にお話をお伺いしながら、それぞれにあったデータを選びます。
実際に乗ってもらってフィーリングに合わなければ、合うまで無料にて修正します。

こんなんでみなさんいかがですか?

REAL-TECHオリジナルコンピュータ
『REAL-ize(リアライズ) MASTER』
は、このスロットル制御マップの適正化が標準装備です。 
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今週末は多数の方々がリアルテックにご来店いただきました。
ありがとうございました。
ご来店にもかかわらず、たいしたお話もできなかった方もいらっしゃいまして、すいませんでした!
一人+敏腕でやってますのでご了承ください。

しかし、そんな中で疑問がひとつ。

リアルテックご来店のお客様がFDだけの日、エイトだけの日とパッキリ分かれます。
一回や二回じゃありません。

実は近くのファミマで申し合わせているんじゃないかと思うくらい。

不思議です…。

さてさて、オープニングキャンペーンもあと2日!!!
ご来店お待ちしていま~す。
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