ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

今月は鼻血が出そうなくらい忙しくて、ツイッターはちょくちょく書いてましたが、なかなかブログまでたどり着いていませんでした。
今日は台風接近ということもあり、安全のためご来店作業はすべて日程変更してお預かり車の仕上げ作業に集中出来たので、ちょっと時間ができました。
以下、ちょっと前に途中まで書いた記事を仕上げてアップします笑


先月は夏休みもあり、オイル通販の数量が少なかった感じでしたが、9月になりオイル通販のご注文をたくさん頂いております。

なかなか発送準備にも時間が掛かってしまいますが、早くお届けできるように頑張って発送作業しております。
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最近ですと、RX-7だけでなく、RX-8でも年間走行距離が1000kmにも満たない方が結構いらっしゃいます。
そんな方こそRT-01などRTオイルをお使いいただきたいです。

ここでちょっとウンチクです。

ロータリーエンジンの中で一番磨耗量が多いパーツは、アペックスシールです。
これは、みなさん想像通りですかね?

じゃあ、そのアペックスシールが一番磨耗する状況って、知ってますか?

実は、冷間始動時なんだそうです。
要は、ドライスタートが厳しい。

RX-7・FD3S 5型以降はメタポンノズル(ハウジング側)のバンジョー内にワンウェイバルブを入れて、エンジン停止時にノズルからチューブ側へのオイル戻りを防ぎ、ノズル付近にオイルを貯めやすくするなど、エンジン始動時にハウジング内にすぐオイルが供給できるよう対策を行なってます。

また、RX-8前期のメータリングオイルの供給量をモニタリングしていると、冷間始動後1分間は、最大供給量の半分・温間アイドリング中のオイル供給量の10倍をハウジング内に供給しています。

なので、そこにはエンジンオイルの性能がモノを言います!

油膜が非常に薄く・強く・流れ落ちづらいRTオイル、特にRT-01は、長期保管時のドライスタート抑制や各ガスシールの固着防止に非常に高い効果を発揮します。

現に先日入庫された2年前からリアルテックでもろもろメンテをやらせてもらって、オイルはRT-01お使いいただいているRX-7・FD3Sもこの2年間で1500km走行と余り距離を乗られてませんが、エンジン圧縮圧力を測定すると、
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全体的に40~50kpaアップしてました。

ウチの出動機会のないクルマたちもRTオイルでエンジン固着知らず。
それどころか、圧縮圧力を測っても、ずっと数値を保ってます。
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RTオイルなら、安心して保管できますよ。

あと、これから寒くなってくるとプラグがかぶり易くなってきますが、そんな時もRTオイルが性能を発揮します。
RTオイルを入れとくと、エンジンをチョイ掛けを連続でしまくっても(※良い子はけっして真似してはいけませんが)、プラグがかぶってエンジンが掛からなくなるってことありません。

年間3000kmも乗らないって場合は1年に1回の交換でOKなので、大切なクルマだからこそRTオイルをお選びください。

RX-8の点検のときは、純正エアクリーナーボックスを開けて中の汚れを確認してます。

今回点検したRX-8は、エアフィルターエレメントが純正でしたが、中が砂だらけ…。
ダクト内もファンネルの網もブローバイでドロドロです。
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ちょっとこの車両の以前のフィルター交換履歴が分かりませんので、この純正フィルターで砂を吸ったか、それ以前からだったか分かりませんが、なんであれ純正エアクリボックスの場合は、たまに中を覗いてみて、フィルターから下流(エンジン側)の汚れ具合を確認してもらうのがいいと思います。

うちではフィルター交換の際は、ただフィルターを交換するのではなく、ボックスをしっかり洗浄します。
必要が有ればダクトもエアフロも洗浄します。
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うん、ピカピカ。

フィルターは、純正か純正とまったく同じ形状の乾式フィルターがおススメです。

いくらエンジンオイルや点火系にこだわってメンテしても、エンジン内に砂汚れが入ってしまってはエンジン圧縮圧力は戻ってきませんので、定期的に点検しましょう。
特に、エンジンルームが砂埃で汚れが酷い車両は、エアクリーナーでもそれだけ砂埃吸ってますからね。

ただし、純正フィルターを使ってもまたこのように砂埃を吸ってしまう場合は、エアクリボックス自体が歪んでますので、その際はボックスを交換しましょう!

来たるアタックシーズンに前人未到のNA・レネシスで筑波分切りを目指すRX-8は、エンジン作業が完了したので、
お次は筑波分切りには絶対必要なダンパー交換。

ダンパーはもちろん、リアルテック謹製のREAL-SPECダンパー。
すべてオーダーメイド製作の、コスト度外視・性能重視のダンパーです。
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確かにコスト度外視で価格も一般的なものより高価ですが、このダンパーを購入して乗っている方は、『この性能なら安い』ってみなさん言いますね笑

REAL-SPECダンパーは、ダンパーの性能重視のため、あえて全長調整式にはしてません。
黒いところはすべてタフブラック・コーティングを施して、余計なフリクションを最小限まで抑えております。
スプリングは、このサスペンションプラスのUC-01がマストです!

取り付け後はこのダンパー用のアライメントに調整。
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バネレートは、とりあえず前後20キロにしましたが、これは走ってから変更する可能性は有ります。
車重がRX-8では未知の数値になってるので、もしかしたら下げるってことも有るかも…。

ちなみに、リアダンパーはバネレートが20キロでもジャッキアップしたらグーが入るぐらい伸びます。
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ここだけの話し、これが非常に重要。

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